ペイントパーティーに参加する前に、道具の使い方やコツなど、基本的なことを覚えておきましょう。

使用するのはアクリル絵の具

アクリル絵の具は、日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、

実は世界では大人気、大定番の絵の具です。

油絵のように塗り重ねることができ、

それでいて扱いやすく、水彩のような表現もできるため、

とても便利な絵の具です。

 

しかし一点、注意すべきなのは、

「衣服に付いてしまい、そのまま乾くと取れなくなる」

ということです。

 

もし服に付いてしまった場合は、

すぐに洗いながすようにしてください。

 

ペイントパーティーの画材

 


筆は3本用意してあります。大きい平筆、中くらいの平筆、小さい丸筆です。

大きい筆は、背景など全体を塗っていくときに使います。

中くらいの筆は、全体を塗ったあとに色を塗り重ねていくときに使います。

小さい筆は、細かい部分を塗ったり、点々をつけたりするときに使います。

 


大きい平筆は、力を入れずに撫でるようにして左右に動かします。

キャンバスに落とした絵の具を広げていくイメージです。

 


平筆は平たい面を横にして使うと、長い線を引くときに使うことができます。

 


キャンバスの下のほうを塗りたいときには、手で持って塗りましょう。

イーゼル(キャンバスを置く台)に置いたままだと塗りにくいし、色がついてしまいます。

 


水をつける際は、コップに筆を入れた後に、コップのふちで水を切るようにしましょう。

水をしっかり落とさないと、水分が多すぎて垂れてしまったりします。

 


コップのフチで水を切った後は、紙ナプキンでも拭いて水分を落としましょう。

 

  
絵の具はちょっとずつとって、紙皿の空いているところで混ぜましょう。

一度に多くの量の絵の具をとりすぎずに、色の具合を見ながら少しずつ混ぜて作るようにしましょう。

 


塗ってみて、色が濃すぎたら白色をもっと加えましょう。

絵の具の伸びが悪ければ水を少しだけ加えるといいですが、加えすぎると水が垂れてしまったりしますので少しずつ加えてください。

 


違う色を作るときは、コップで筆を洗いましょう。

コップの底に筆を何度も押し付けるようにして、絵の具をよく落とします。

 


使った筆は固まってしまうので、そのままコップの中に入れておきましょう。

違う筆は、水に付け、コップのフチで水を切ってから使います。

 


もし水が多すぎた場合、このように垂れてきてしまいます。水はしっかりと切りましょう。

 


垂れてきてしまった絵の具は、紙ナプキンでふきとりましょう。

 

こちらもチェック

→ペイントパーティーの流れ